ACE3医療関連:被弾時の対応について

本鯖ではACE3を導入しているため、プレイヤーの負傷及び死亡並びに医療に関するシステムがArma3本来のシステムと異なる。
負傷後は"出血"(Bleeding)によって徐々に体力(血液量)が減少するため、生き残るためには"包帯"(Bandage)を使用して止血する必要がある。 また、負傷による"痛み(pain)"や傷口により、キャラクターの能力に制限を受けるため、これにも対応する必要がある。
このページでは、主に被弾後に生き延びるための、治療に関する操作を説明する。

事前準備

スタート地点のArsenalから、最低限治療に必要なものを持っていくこと。

自分が負傷した場合

負傷すると出血し、徐々に血液量が減少する。血液がなくなると心停止し、死亡する。
また、痛みによる手ブレが起こったり、足の負傷によって移動速度が低下したりする。
負傷後の治療により、この状況を改善する。
  1. まず、さらなる被弾を避けるため、遮蔽物に隠れる。

  2. 次に、止血する。
    Hキーを押すか、SelfInteractionMenu(Win+Alt)からMedicalMenuを開く。
    MedicalMenu中央の人体全体の表示から、負傷箇所(黄色もしくは赤色となった場所)をクリックする。


    四角い十字とちぎれた骨のようなマークをクリックし、MedicalMenu中央に止血関連の項目を表示する。


    Apply Bandageをクリックすると、治療が始まる。治療にはBandage(包帯)のアイテムが必要で、種類は4つのいずれでもよい。


    ゲージが満タンになるまで待機する。MedicalMenuが再び開かれるので、人体表示を確認し、すべて治療完了となるまで各所を選択し、同様に治療する。


  3. 次に、痛みに対処する。
    負傷時に、痛みによって手ブレがひどくなり、視界端が白くなることがある。
    MedicalMenuにIn pain/mild pain/severe painなど白文字の表示が出る。


    痛みの治療は、モルヒネを使う。
    MedicalMenuの人体表示から手足いずれかを選択した上で、丸囲み十字のついた薬入れマークをクリックする。


    Inject Morphineをクリックし、モルヒネを注射する。


    なお、モルヒネを使わなくても、長時間放置すると痛みは収まる。

  4. 更に、骨折にも対応する。
    負傷時に骨折することがある。人体表示に赤い骨のマークが出る。
    腕であれば痛みを止めても手ブレがひどい状態、足であれば出血を止めても速度が低下する。
    添え木(Splint)を当てることで、手ブレや速度低下が収まる。包帯と同じように操作し、Apply Splintを選ぶ。

意識不明となった場合

重大な負傷を受けた際に、倒れて画面が暗転し操作を受け付けなくなる。
いわゆるアンコン(Unconscious,uncon)と呼ばれる状態である。

止血帯(CAT)の活用

包帯一枚で止血しきれない傷が、腕や足に出来た場合は、包帯でなく止血帯(Tourniquet(CAT))を巻くと良い。



他人が負傷した場合

ACE3プレイヤーの死因は大抵心停止である。心停止に至る原因は、出血による血液不足と、被弾そのものの2通りである。
プレイヤーは、意識不明になり動けなくなっている他人を、治療し叩き起こすことができる。
治療が間に合わず、心臓が停止して数分経つと、死亡する。
落ち着いて遮蔽に隠れ、それから治療すること。
  1. まず、要救助者を被弾しない適切な場所に移動する。
    大抵は建物や車両の裏側、丘の裏や窪地の中に移動させれば良い。
    移動はDrag機能もしくはCarry機能を用いる。

    ・Drag
    咄嗟に近場の遮蔽へ隠す場合、Dragするとよい。
    対象を見ながらWinキーでInteractionMenuを開き、胴体中央付近に出る"Interaction"からDragにカーソルを合わせ、Winキーを離す。

    すると、その場で対象を掴むため、そのまま引き下げたり後ろを向いたりして、対象を遮蔽物に隠す。左クリックすると対象から手を離す。

    Drag中は、自分自身は後方への移動と旋回しかできなくなる。
    その代わり、Dragを実施した場所から自分のキャラクターが動かないため、対象の近くでさえあれば、安全な場所から被弾することなく作業することができる。
    対象の意識が戻ると勝手に離れるため、手を離すための左クリックで誤射することがある。操作には気をつけること。

    ・Carry
    自分たちを撃てる敵がいない状況で、対象を長距離運搬する場合、Carryするとよい。
    対象を見ながらWinキーでInteractionMenuを開き、胴体中央付近に出る"Interaction"からCarryにカーソルを合わせ、Winキーを離す。


    戦闘中の実施は非常に危険である。Dragと異なり対象者と同位置で背負う動作が入るため、対象が被弾した位置で長時間棒立ちとなる。
    その代わり、CarryはDragと違い、前方へそれなりの速度で移動できる。

  2. 次に、出血を止める。
    対象を見ながらHキーを押すと、MedicalMenuが表示される。自分自身の治療と同様に、包帯による止血を行う。


    他人への止血は、自分自身に実施するよりも早く完了する。

  3. 次に、心肺蘇生(CPR)を行う。胴もしくは頭へ被弾した場合、ほぼ確実に心臓が止まっている。
    MedicalMenu中央の人体表示から、胴体をクリックする。


    心拍メーターのアイコン(白四角が上下ギザギザに分離してるマーク)をクリックする。 CPRという項目が出てきた場合、これをクリックする。出てこない場合は心拍があるので、次の血液量確認の手順に移って良い。


    ゲージが満タンになるまで待機する。CPRの項目が引き続き表示される場合、再びCPRを実施する。


    対象の心拍が戻れば、CPRを選べなくなる。CPRを選べなくなれば、次の手順に移る。


  4. 次に、血液量を確認する。
    Lost some bloodであれば、放置して待機するか、Epinephrine(アドレナリン)を注射することで起きる。
    血液量が十分であれば、放置すればそのうち起床する。


    EpinephrineはMorphineと同様に、腕を選択して薬入れマークの項目からInject Epinephrineを選択すれば注射できる。

    Lost a lot of blood以上となった場合、輸血(輸液)しなければ復帰できない。
    手足の負傷による一時的な意識喪失であれば、ひとりでに復帰する可能性がある。


    輸血(輸液)についての詳細は後述する。
    輸血を実施できるのは、役職がMedicである人か、救急車内に対象を乗せるか、基地にある医療テント付近に対象を移動した場合のいずれかの条件を満たす場合。
    とどめを刺せば味方殺しの称号を得て自動banされるおそれがある。

    Lost fatal amount of bloodになると、心臓はCPRを続けなければ短時間で勝手に停止する。
    この場合は、諦めるか、Medicを呼んで輸血してもらう必要がある。
ちなみに、MedicalMenuでは、人型が並んだ切り替えアイコンをクリックすると、自分自身の治療に移れる。

輸血について

負傷して流血すると、そのうち死ぬ。 また、意識不明状態の人は、MedicalMenuの血液喪失表示がa lot以上、つまり Lost (a lot|a large amount|fatal amount) of blood の状態では、復帰できない。
Lost some bloodもしくは血液喪失の表示無しとなるまで、輸血(輸液)する必要がある。

参考:他鯖の仕様

医療システムを、本鯖と同じBasicではなく、Advancedとしている鯖の話。

ACE3医療まとめ by Schalldämpfer


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